コラム

2006/07/24

突然、パソコンの画面に変な広告が…
それは、スパイウェアの仕業かも。しっかりと対策を!
 ある日、パソコンの画面に広告が表示されるようになった…。しかも、アダルト系の広告が消しても消しても何度もしつこく大量に出てくる。そんな経験はありませんか?
 それは、『スパイウェア』がパソコンに潜んでいるからかもしれません。
ユーザが気づかぬうちにパソコンに忍び込むスパイウェア
 スパイウェアは、メールやWebサイトなどを介して、パソコンに侵入してきます。例えば、怪しげなメールの添付ファイルを開いた時や、メールの本文に記載されたURLをクリックした時、Webサイトから素性がよくわからないソフトをダウンロードした時など。ファイルそのものがスパイウェアだったり、ソフトと一緒にインストールされたり、侵入の手口はさまざまです。
 また、スパイウェアは、一度パソコンの中に入ってしまうと、検出ソフトを使わなければ削除することが難しいという厄介な存在なのです。
スパイウェアの中には、金銭的な被害をもたらす悪質なものも
 しつこく広告を表示するスパイウェアであればわずらわしいだけですが、中にはパスワードやクレジットカード番号などを盗み出すような、金銭的な被害につながりかねないものもあります。
 いろいろな種類のスパイウェアが存在しており、悪質化、巧妙化してきています。
代表的な種類
アドウェア
広告宣伝を主な目的とするもの。ポップアップ広告を出したり、閲覧したWebサイトの情報を追跡、送信するプログラム。Webブラウザの設定を変更してしまうものもある。
トラッキングクッキー
クッキー(Cookie)とは、Webブラウザを通じて、ユーザのパソコンに一時的に個人情報などのデータを保存させておく機能。この機能を利用して、ユーザのWebサイト閲覧履歴などの情報を第三者に送信したりする。なお、すべてが悪質ななものとは限らない。
キーロガー
ユーザのキーボード入力を監視し記録する仕組みを持つ。パスワードなどの秘匿情報を盗み取る。オンラインバンキングやネットショッピングの際に活動し、金銭的な実害をもたらす可能性がある。
ダイヤラー
アダルトサイトなどに勝手にダイヤルして接続し、高額な料金を要求してくる。
ハイジャッカー
Webブラウザのホームページ(スタートページ)や検索ページを勝手に変更するなど、ブラウザを乗っ取ってしまうプログラム。
ブラウザヘルパーオブジェクト
Webブラウザのホームページ(スタートページ)や検索ページ、ツールバーの設定、ユーザが閲覧したWebサイトの情報の収集、お気に入りの登録内容の変更など、Webブラウザのさまざまな設定を変更する。
リモートアクセスツール
ユーザのパソコンをインターネット経由で遠隔操作するもの。さまざまな情報を送信するよう、離れたところからユーザのパソコンを操る。
悪質なスパイウェアの侵入を防ぐには?侵入を確認するには?
 しかし、キチンとした対策や設定を行っていれば、無線LANは決して危険なものではありません。ポイントを押さえて、安全・安心・便利に利用しましょう。
スパイウェア対策 5つのポイント
1 怪しいWebサイトを見ない
2 容易に「はい」「YES」「同意する」などをクリックせず、よく考えて
3 怪しいメールの添付ファイルを開かない、本文のURLをクリックしない
4 Webブラウザのセキュリティレベルを高くする、Cookieをこまめに消去する
5 セキュリティ対策ソフトを使って、スパイウェアの検出と削除を行う
 悪質なスパイウェアをインストールさせようとするWebサイトへのアクセスをブロックしたり、怪しいWebサイトの閲覧を制限したりできる機能を持ったセキュリティ対策ソフトや、スパイウェア対策に特化したスパイウェア対策ソフトを導入することは、スパイウェアの被害を抑えるのに効果的です。
 ご自身でも、スパイウェアの脅威を理解して、自らの行為でスパイウェアをパソコンに侵入させてしまわないよう、日頃から気をつけてインターネットを楽しみましょう。
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