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2011/10/06

もしや、個人情報漏れ!? そのときあなたがすべきことは?

以前は個人情報の漏えいといえば、顧客リストや学生・従業員名簿などの流出が中心でしたが、パソコンやインターネット、携帯電話などが普及するとともに、デジタルデータになった個人情報の漏えいが問題になってきています。

個人情報には、どんなものがあるのでしょうか? 個人情報の保護に関する法律では、「個人を特定できる情報」を個人情報と定義しています。また同法では、「これは、あの人のことだ」とわかる情報は個人情報として保護されるべきとしています。名前や住所、メールアドレスなどのほかに、生年月日、勤務先、年収、クレジットカード番号や各種サービスを利用するためのID、パスワードなども、これらの情報で「個人が特定できる」場合は、個人情報ということになります。

こうした個人情報が第三者に知られて悪用されると、プライバシーの侵害になるだけでなく金銭的な被害を受けることもあります。

携帯電話やスマートフォンに保存した名前やメールアドレスも重要な個人情報ですから、これらの端末を盗まれたり紛失したりすると、個人情報が流出してしまう危険性があります。企業の社員が、顧客データを保存したUSBメモリを紛失したという事件もいくつか報告されています。このように、個人情報を保存した端末や記録メディアの取り扱いには細心の注意が必要です。

しかしこうした端末の盗難、紛失以外にも、インターネットを通じて個人情報が漏れてしまう可能性はゼロではありません。ネットのサービスを利用する際に、運営会社に開示した個人情報が、悪意ある第三者からの攻撃や人為的な過失などから漏れてしまったケースも実際に起こっています。

そこで今回は、インターネットのサービスを利用する際に、万が一自分の個人情報が漏れた疑いがある時どう対処したらよいかについて、見ていきましょう。

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  • ネットサービスに登録した個人情報を把握しておく

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ネットサービスに登録した個人情報を把握しておく

個人情報の中でも悪意のある第三者から狙われやすいのは、本人確認のカギとなるID、パスワードや、クレジットカード番号、銀行口座の暗証番号などです。これらの情報が他者に渡ると金銭的な被害に結びつく危険性が高いため、取り扱いには注意が必要です。

住所、電話番号、メールアドレスなどの連絡先も、悪意のある第三者に悪用されやすい情報の一つです。例えば新規の顧客開拓を図りたい企業にとって、個人の連絡先は、宣伝や勧誘などの営業活動に欠かせない重要な情報です。こういった個人情報リストを違法に取得し、高値で転売することで利益を得ようと目論む人もいます。

ネットなどを通じて狙われやすい個人情報の例を、表にまとめてみました。

■狙われやすい個人情報の例

連絡先 住所、電話番号(自宅、携帯)、メールアドレス、勤務先など
悪用される例:情報が転売されたり、迷惑メールが多数届く、詐欺による金銭被害などを受ける
金融情報 クレジットカード情報、銀行口座番号、暗証番号、預貯金額、月収・年収など
悪用される例:情報が転売されたり、本人へのなりすましや、詐欺による金銭被害などを受ける
その他 生年月日、ID、パスワードなど
悪用される例:情報が転売されたり、本人へのなりすましや、詐欺による金銭被害などを受ける

個人情報の中には、家族や友人・知人にとっては周知の事実というものも多いので、その重要性を感じにくいものもあります。しかし、インターネットのように「お互いに顔を合わせずに取引をしたりサービスを受けたりする」という環境下では、IDやパスワードなどが利用時の本人確認の手段になります。

IDやパスワードを盗まれると、他人が自分になりすますこともできてしまいます。このため、ログインに必要なIDとパスワードは忘れないようにするだけでなく、他人に知られないように管理することが大切です。

ID、パスワードのほかに、自分がどんな個人情報を登録したか(住所、生年月日、勤務先など)も、把握しておきましょう。

ほとんどのインターネットサービスでは、会員登録をすると、登録したメールアドレスに登録完了の確認メールが届きます。こうしたメールは大切に保存しておき、どのサービスにどのような個人情報を登録したのか確認しましょう。

どのサービスに、どのような情報を登録したか把握しておこう

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