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“ネット恐喝”が横行!?2016年、私たちがセキュリティで注意すべきこと

2016/01/07
“ネット恐喝”が横行!? 2016年、私たちがセキュリティで注意すべきこと

2016年はネット詐欺の激化、さらにはネットに繋がる様々な機器や次世代のモバイル決済システムなどを狙う新たな攻撃の出現が予想されます。今年、私たちが警戒すべきネットの危険とその対策を紹介します。

「情報の公開」を材料にした“ネット恐喝”に注意

2015年は、ユーザから情報や金銭をだまし取ることを目的とするネット詐欺が横行しました。いまや、ユーザの恐怖心をあおって情報や金銭をだまし取る手口は定番です。

パソコンを操作不能にしたり、端末内に保存されている文書ファイルや写真・動画などを開けなくして復旧と引き替えに金銭を要求するランサムウェア(身代金要求ウイルス)は、中でも特に注意すべき脅威です。2015年末にSNSを中心に話題になった通称「vvvウイルス」も従来から確認されていたランサムウェアの一種でした。ランサムウェアの中には、法執行機関を名乗って「逮捕」や「罰金」などのキーワードで脅してユーザを従わせる手口なども確認されています。

2016年は、ランサムウェアなどのウイルスを用いたネット詐欺の深刻化が予想されると同時に、個人や企業の「評判を落とす情報」の公開を材料に脅迫する「ネット恐喝」の横行が予想されます。個人情報やプライバシーに関わる情報のネット上での管理についてより一層慎重になる必要があるでしょう。

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スマートデバイスへの不正アクセスが問題に

2015年はベビーモニターやスマートTV、ネット接続された自動車など、さまざまなスマートデバイス(ネット接続機器)のハッキング被害が確認されました。

BI Intelligenceのレポートでは、2014年から2019年におけるネット接続機器の出荷台数は年率67%で成長し、2019年の年間出荷台数が約20億台に上ると予測されています。

今後、ネット接続機器がさらに普及すると、通信の増加に伴うデバイスの誤動作、ハッキングや不正使用に起因する情報漏えい被害の増加が懸念されます。

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次世代のモバイルシステムを狙う攻撃に注意

スマホ内の情報を盗み出すなどの不正アプリ(スマホウイルス)は増え続け、2016年末までに2,000万個に到達する見込みです。不正アプリの対象はAndroid端末だけではありません。iPhoneにとっても身近な脅威になっています。実際、iOSの脆弱性を悪用し、すでにインストールされているアプリを不正アプリに置き換える攻撃が確認されています。またジェイルブレイク(脱獄)していないiOS端末に、App Storeを経由せずに不正アプリを送り込む手口も見つかっています。

今後は、EMV クレジットカードや非接触RFID クレジットカード、Apple Pay、Google Walletに代表される次世代モバイル決済システムを狙う攻撃が見られるかもしれません。サイバー犯罪者の動機の一つは「金銭」です。新たな仕組みが普及すれば、決済プロセスでやり取りされる情報を盗み出す新たな手口が出現すると考えられます。金銭や個人情報を扱う際には、パソコンであれスマホであれ、セキュリティ対策をきちんと施した端末上でやりとりしましょう。

チェック

金銭を狙うネット上の詐欺や恐喝はますます激化することが予想されます。また、ネット上に存在する様々な個人の「情報」は、犯罪者にとってますます魅力的な標的となっていきます。いたずらに恐れる必要はありませんが、セキュリティ対策をしっかり施し、ネットを安全に楽しみましょう。

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