is702

2010/02/04

“レピュテーション技術”で、Webからの脅威をブロック!!

新しいウイルスが爆発的な速度で誕生している現在、その状況にセキュリティソフトも新技術を用いて対応しています。ここでは、トレンドマイクロの「ウイルスバスター」などで採用している『レピュテーション技術』について紹介していきましょう。

パソコンでの防御だけでなく、ネット上でも防御する技術

【レピュテーション】 Reputation(英語)・・・「評判」「評価」という意味

昨今では、Webサイトにアクセスすることで感染させようとするウイルスが増え、しかも刻々と新ウイルスが誕生しています。新しいウイルスの誕生速度は、2013年には0.11秒に1個になるという予測もあるほどです(トレンドマイクロ調べ)。
そのため、次々誕生するウイルスにセキュリティソフトが迅速に対応するためには、新たな技術を用いる必要性が出てきました。それが、インターネット上でセキュリティソフト利用者がWebサイトにアクセスする前にそのWebサイトが安全か危険かを評価する『レピュテーション技術』なのです。

従来の方法だけでは新ウイルスに対抗できなくなっている

まず、セキュリティソフトがウイルスからパソコンを守る仕組みを紐解いてみましょう。
従来のセキュリティソフトは、パソコンにウイルスの定義となるパターンファイルをダウンロードすることで、パソコン本体でウイルスの侵入を防御していました。

しかし現在では、秒単位で次々と新ウイルスが確認されるようになっており、感染経路としてはWebサイトが悪用されるケースが非常に増えています。特定のWebサイトを閲覧しただけで、パソコンのOSやソフトウェアなどの脆弱性を狙って感染させようとする手口が横行しています。このような手口に対しては、従来の方法だけではウイルスを防ぐことが難しくなってきました。

パソコンへの負荷が大きくなると利用者のストレスも増える

さらに、セキュリティソフト利用者のパソコンに新ウイルスのパターンファイルが送られるまでの時間に、新ウイルスの攻撃を受けてしまう事態も起こり得ます。
また、膨大な数のウイルスが発見されるため、従来の方法では、ひんぱんにパターンファイルのダウンロードを行うことになってしまい、通常のパソコンでの作業がスムーズに行えなくなったり、セキュリティソフトの容量が大きくなってしまってパソコンの動作に影響を与えてしまったりということが起こりかねません。

「危険」と評価したWebサイトへのアクセスをインターネット上で制御

そこで、新しいセキュリティ方法として、インターネット上でファイルやWebサイトなどを利用者がダウンロードしたり閲覧したりする前に評価して、危険と判断されたものは利用者がアクセスできないようにする方法も組み合わせるようになりました。これが「レピュテーション技術」です。
レピュテーション技術を活用すれば、ウイルスなどの不正ファイルや危険なWebサイトに、利用者がアクセスすること自体をインターネット上でリアルタイムに制御できます。さらに、従来の方法であるパターンファイルをパソコンにダウンロードして更新するよりも、格段にスピーディな対応が可能です。

より安全で、サクサク軽快なセキュリティソフトを使おう

利用者のパソコンにウイルスパターンファイルをダウンロードさせる方法と、インターネット上でアクセスそのものを制御するレピュテーション技術を用いた方法。この2つを効率よく効果的に活用することで、現在の「Webからの脅威」に対応でき、パソコンの安全性を高めることができます。また、通常のパソコン作業をサクサク軽快に行えるようにすることにもつながるのです。
セキュリティソフトがパソコンを守る仕組みを知って、選ぶ際の参考にするとよいでしょう。

レピュテーション技術は「クラウド」を応用したもの

最近、「クラウド」という言葉をよく耳にするようになりました。
クラウドとは、インターネット上でさまざまなサービスを提供する新しいIT技術のこと。企業であれば、自社内に大規模なシステムを導入する必要がなく、担当者の教育、メンテナンスの手間も削減できるなど、たくさんのメリットがあります。
今回紹介したレピュテーション技術は、より効率よくセキュリティを強化するために「クラウド」を応用したものです。

  • セキュリティーレポート メルマガ会員募集中 is702の最新コンテンツを月2回まとめてお届けします。
  • トレンドマイクロ is702 パートナープログラム
  • トレントマイクロ セキュリティブログ
セキュリティーレポート メルマガ会員募集中 is702の最新コンテンツを月2回まとめてお届けします。
トレンドマイクロ is702 パートナープログラム
トレントマイクロ セキュリティブログ