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宿題を丸写し!? 夏休み、ネット上の著作権に関するマナーをお子さまと学びましょう

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夏休みも終わろうとしていますが、忘れてはならないのがお子さまの宿題。デジタル世代と呼ばれるお子さま達にとっては、宿題の自由研究やレポート課題に取り組むにあたり、インターネット上に公開されている著作物を利用することも少なくないでしょう。大学生ともなると自身の考察をレポートや論文として提出し、評価を得る機会が増えますが、ここでもインターネットからの引用は欠かせない要素となっています。

他者の著作物を丸ごとコピーして自分のものとすること、いわゆる「コピペ(コピー&ペースト)の問題」は、マナーの観点や学習の機会を失うという点で、まずその是非をお子さまとよく話し合う必要があるでしょう。その一方で、著作権法上は、原則として著作権者の許諾を得れば、自身の宿題やレポートに他者の著作物を使うことができます。また著作権法には、条件にあてはまれば、著作権者の許諾なく利用ができるという規定も設けられています。そもそもの著作物の概念の複雑さや、こういった規定が多岐にわたることなどから、「著作権は、身近にありながらも難しい権利」ともいわれます。せっかくの夏休み、宿題に取り組む機会を利用して、お子さまとインターネット上の著作権についての理解を深めましょう。

※注意点※
著作権法上は、他者の著作物を利用するにあたり、条件を満たせば、著作権者の許諾なく利用ができるという規定が設けられています。この中には、「学校等教育機関における複製」、「引用」等、異なる条件に基づいた複数の規定が存在します。そのため、以下の「最初にお子さまに伝えたいこと」内の記載は、全規定に対して一律に有効とはいえません。ここでは、著作権の本来の意義、および一般的なマナーの視点から、お子さまが基本的に知っておくべき知識を紹介しています。なお、著作権に関する説明および記述は、一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の監修により作成されたものです。

ネットの著作権について、最初にお子さまに伝えたいこと

表現の楽しみと作品の価値を考えよう

自分が苦労して考えたり、感じたりしたことを自分なりに表現したものを「作品」とよびます。自分だけの作品をつくるのは大変だからこそ、できあがったときの喜びは大きくなり、作品の価値は高まります。インターネットで公開されている写真、絵、動画、ゲームなども、その多くは誰かの作品。誰かの書いた文章もそうです。作品は、作った人のものです。

誰かの作品を参考にしたい場合は?

他の人の作品を参考にすることは悪いことではありません。誰かの作品を自分の作品として発表することがいけないのです。時間をかけ、何度も考えて作ったオリジナルの作品を誰かに勝手に真似されるのは嫌ですが、事前に許可を得た上で、参考にしてくれることは嬉しいですよね。誰かの作品を利用する時には、自分が他人に同じことをされたらどう思うかを考えてみましょう。宿題にとりかかるときも、インターネットなどのさまざまな手段を使って色々な作品にふれることで自分の考えをより深めましょう。その上で、以下のようなルールに従えば、誰かの作品の一部、または全部を参考として自分の作品内で利用すること(引用(いんよう)といいます)もできます。

他の人の作品を参考にするときのルール

ニセモノの作品に注意

残念なことに、ルールをやぶって他の人の作品を勝手に使っているWebサイトもあります。とりわけサイバー犯罪者は、無料で有名なゲームが入手できる、ただで最新映画をダウンロードできるなどと、他の人の作品を犯罪におびき寄せるための罠として使うことがあります。苦労して作られた作品が、ただで簡単に手に入るということはありません。こういったサイトに興味本位で近付かないように注意が必要です。

安全にそして楽しくインターネットを活用するためにも、これらのマナーや注意点に関する理解を深めましょう。著作権に関しては、次のサイトでも詳しく紹介されています。著作物の扱いに困ったり、疑問が浮かんだ時は、参考にしてみてください。

一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)
http://www2.accsjp.or.jp/
◇著作権Q&A
http://www2.accsjp.or.jp/qa/
(著作権ホットライン:03-5976-5188 月曜日~金曜日9:30~15:30)
一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)ではWebサイトでインターネットやデジタル著作物に関わる著作権侵害事件について情報発信しているほか、ファイル共有ソフトによる著作権侵害についても詳しく解説しています。また、電話での質問も受け付けております。
文化庁
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/index.html
◇お子さま向け(初めて学ぶ著作権)
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/hakase/hajimete_1/index.html
著作権制度に関する情報、登録制度についての解説のほか、児童向けのWeb教材なども充実しています。
公益社団法人著作権情報センター(CRIC)
http://www.cric.or.jp/
◇お子さま向け(楽しく学ぼう著作権)
http://www.kidscric.com/
著作権についてQ&Aで分かりやすく解説しているほか、中国やアメリカなど外国の著作権についても紹介しています。
一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)
http://www.jasrac.or.jp/info/index.html
◇お子さま向け(JASRAC PARK)
http://www.jasrac.or.jp/jasracpark/index.html
イベントや施設などで音楽を利用する際の窓口として、サイトには申請フォームが用意されています。
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