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2013年の個人情報漏えい調査報告書が公開

2015/01/07

NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は昨年12月25日に、「2013年情報セキュリティインシデントに関する調査報告書~個人情報漏えい編~」を公開しました。

この報告書は、2013年1月1日から12月31日の間に新聞やインターネットニュースなどで報道された個人情報漏えい事件・事故(インシデント)の記事、組織からリリースされた文書などをもとに、集計・分析を行ったものです。漏えいした組織の業種、漏えい人数、漏えい原因、漏えい経路などの情報の分類、さらには想定損害賠償額なども推定されています。

それによると、2013年の集計結果は、以下のとおりでした。

・漏えい人数:925万2305人
・インシデント件数:1388件
・想定損害賠償総額:1438億7184万円
・1件あたりの漏えい人数:7031人
・1件あたり平均想定損害賠償額:1億926万円
・1人あたり平均想定損害賠償額:2万7701円

近年は軽微な個人情報漏えいインシデントであっても公表するケースが増えていますが、漏えい件数は1388件と、2012年より大幅に減少していました(968件の減少)。また漏えい人数は、約925万人(前年比46万人減)で大きな変化はありませんでした。

漏えい原因は、「誤操作」(485件)が一番多く、「管理ミス」(449件)、「紛失・置忘れ」(199件)の3種類が大半を占めています。なお2013年は、2012年と比較して「管理ミス」の件数と割合が大きく減少しました。