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「アダルト情報サイト」詐欺、被害金額が上昇傾向

2016/09/07

東京都(消費生活総合センター相談課)は9月6日、「アダルト情報サイト」「デジタルコンテンツ@」の相談状態について、最新の分析結果を発表しました。

今回、東京都では、都内の消費生活センターに寄せられた相談のうち、映像や音声などを得られる「アダルト情報サイト」、アダルト情報サイト、出会い系サイト、オンラインゲームなどに属さないデジタルコンテンツ「デジタルコンテンツ@」に関する相談について、特徴と傾向を分析しました。

東京都域全体の相談において、「アダルト情報サイト」は、全商品・役務のなかでもっとも相談件数の多いサービスで、2015年度時点で、相談全体の約1割を占めています。「デジタルコンテンツ@」は近年増加が続いており、相談全体の5%以上を占める状況になっています。そして現在、「アダルト情報サイト」「デジタルコンテンツ@」ともに、「架空・ワンクリック請求」に関する相談が約9割を占めているとのことです。

アダルト情報サイトの2015年度の平均契約金額は19万3千円であり、2014年度より19.1%増加していました。2015年度の平均支払い済み金額は3万2千円で、2014年度より60.0%増加しているなど、被害金額が上昇していることが伺えます。

また、この分析では、事業者の行動形態をあきらかにするための「事業者の行動フロー図」を作成。「アダルトサイトに登録させる→メール・電話で連絡させる→返信メールで電話連絡させる→電話で焦らせ、脅し、揺さぶり、支払わせる」という脅迫の流れと、各段階における手法を紹介しています。たとえば、アダルトサイトでカシャッとシャッター音をさせる、未成年に対して強く出る、利用規約を盾に取る、電話応対者の背後に組織があるように振る舞うといった、最新傾向の例があがっています。傾向を把握して、こうした手段に惑わされず、適切な機関に連絡・相談するなどの対応が必要です。


相談件数の多い商品・役務(上位6位)(発表資料より)

相談件数の多い商品・役務(上位6位)(発表資料より)