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子どものネット利用ルール、「時間の限度を決める」が最多

2016/09/23

東京都教育委員会は9月21日、「平成27年度児童・生徒のインターネット利用状況調査報告書」を公開しました。

この調査は、インターネットの利用に係るトラブル被害について、経験のある児童の割合・内容・保護者の認識・学校の対応などの現状を取りまとめたもので、2013年より公開されています。今回の調査は2月5日~29日に行われ、児童・生徒22792人、保護者19535人、155校から回答を得ています。

それによると、ネット接続できる機器を使っている小中高生徒はすでに9割を超え、その利用は日常となっています。携帯電話またはスマートフォンでネットを利用しているのは、全体の85.5%。そのほとんどが小学校の段階でネットを利用開始しており、6割強がオンラインゲームやSNSも利用開始していました。利用開始の時期のピークは、「小学3年生頃」でした。

毎日のインターネット終了時刻については、「午後7時頃まで」が23.0%でトップ。児童のほぼ過半数が午後9時頃までで、利用を終了していました。この背景として、インターネット利用時のルールを決めている家庭が多いことが考えられます。実際、「利用時間の限度を決めている」という児童・生徒は約6割にのぼっています。一方で、「家族と話し合いを行い、ルールを守っている」とした児童・生徒は、6割強と圧倒的多数には至っていません。子ども自身が節度を持って利用している、あるいはルール化していなくても暗黙に限度を守っている側面があると考えられます。

「フィルタリング機能」について保護者に聞くと、「最初から付けていない」30.7%が最多で、「特に設定を変えず付けている」30.4%、「一部のアプリを使用できるように設定を変更した」18.2%をあわせても過半数を切っている現状が明らかとなりました。利用しない理由については、「自分が所有している機器を、子供に使わせているため」が57.8%で最多でした。


インターネット利用時のルール内容(児童・生徒、保護者)東京都教委・発表資料より

インターネット利用時のルール内容(児童・生徒、保護者)東京都教委・発表資料より