is702
ニュース

「炎上」について文化庁が調査、「目撃したら参加する」という人は約3%

2017/09/26

文化庁は9月21日、2016年(平成28年)度「国語に関する世論調査」の結果を公表しました。

この調査は、コミュニケーション(意見の表明・議論)、言葉遣い、新しい表現や慣用句等、日本人の国語に関する意識や理解の現状について調査するもので、1995年(平成7年)度から毎年実施されています。今回は、全国16歳以上の男女2015人から有効回答を得ました(調査時期:2017年2月~3月)。

今回の調査では、挨拶のタイミング、敬語、特に必要だと思う言葉に関わる知識や能力、国や自治体のお知らせ文章、「心が折れる」「目が点になる」といった表現の使用頻度、「さわり」「ぞっとしない」といった慣用句の意味等が調査対象となりました。さらに「情報化の中でのコミュニケーション」として、インターネットを通じた交流にも焦点を当てています。

それによると、「いわゆる『炎上』を目撃した際に、(自分自身も)書き込みや拡散をするか」という質問に、「全くしないと思う」53.2%、「ほとんどしないと思う」10.1%を合わせ、6割の人が「炎上」に関わらない姿勢を見せました。一方で、「大体すると思う」0.5%、「たまにすると思う」2.2%を合わせ、2.8%が「炎上」に参加する層であることが分かりました。年齢別で見ると、20代がもっとも高く10.7%が「すると思う(計)」と回答しています。

また、「最も親しい人に対して、誤解やトラブルを招きやすいと感じる手段・方法は何か」という質問では、「SNSやブログでのメッセージ」44.1%、「携帯電話(スマートフォン含む)やパソコン等でのメール」43.5%がいずれも4割を超え、“インターネットコミュニケーションは誤解を招きやすい”という考えが根強いことがわかります。年齢別に見ると,「SNSやブログでのメッセージ」は、年代が下がるに従って高くなる傾向がありましたが、「携帯電話(スマートフォン含む)やパソコン等でのメール」は、50代以下でそうした傾向は見られませんでした。これは、若年層ほど“コミュニケーション手段としてのSNS”が浸透しているためと思われます。

そのほかでも、「流行語や新しい言葉の意味が分からないことがある」「年の離れた人たちが使っている言葉の意味が分からない」が過去調査より10ポイント近く増加している等、日本語の変化の様子が見てとれます。

これらの調査結果は、文化庁のサイトよりPDFファイルとしてダウンロード・閲覧可能です。



「炎上」を目撃した際に書き込みや拡散をするか(文化庁資料より)<br />

「炎上」を目撃した際に書き込みや拡散をするか(文化庁資料より)


  • FCTV
  • mitene
FCTV
mitene