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ネットトラブルの実態や家庭内ルール、青少年と保護者で認識に差 内閣府

2018/03/02

内閣府は2月27日、2017年度における「青少年のインターネット利用環境実態調査」の結果(速報)を公表しました。

この調査は、フィルタリング提供の義務化等が盛り込まれた、いわゆる「青少年インターネット環境整備法」が2009年4月から施行されたことを契機に、同年からスタートしました。青少年が安全・安心にインターネットを利用できる環境の整備を目的に、青少年(10歳~17歳)およびその保護者を対象として、情報モラル教育の認知度、フィルタリングの利用度等を調査する内容です。2017年度調査では、青少年3288人、保護者3469人から回答を得ています。

それによると、青少年の82.5%が、なんらかの機器を使ってインターネットを利用していました。具体的には、スマートフォン(50.0%)、タブレット(24.8%)、携帯ゲーム機(24.5%)、ノートパソコン(14.6%)が利用機種の上位です。利用率・利用時間ともに、ここ数年増加を続けていますが、とくに高校生は長時間利用の傾向が強く、26.1%が1日5時間以上インターネットを利用していました(全機種合計)。

スマートフォンを利用している青少年の保護者のうち、84.4%が、青少年のインターネット利用に関する取組を実施。内容としては「フィルタリングを使っている」44.0%がトップで、「子供のネット利用状況を把握している」36.1%、「大人の目の届く範囲で使わせている」31.6%、「利用時間等のルールを決めている」28.4%も上位でした。一方で、「ネット利用の管理は行っていない」という回答も、13.5%存在しました。

また保護者が注意している点としては、「出会い系サイトや著作権等の違法情報の問題を知っている」83.0%が高い一方で、「インターネットの過度の利用に関する問題を知っている」59.0%、「クレジットカードの管理等の電子商取引に関する問題を知っている」64.3%は、比較的低い数値となっています。

家庭のルールの有無においても「ルールを決めている」との回答は、保護者側が83.5%なのに対し、青少年側は65.1%と落差があり、認識の差が目立ちます。高校生に限ると、この差は21.7ポイントまで広がります。

こうした調査結果からは、保護者側が、ネットトラブルの実態や家庭ルールの状態を、あまり正しく把握していない可能性が考えられるでしょう。

調査結果は、内閣府サイトより、PDFファイルとしてダウンロード・閲覧可能です。



青少年のインターネット利用に関する保護者の取組(スマートフォン)(内閣府資料より抜粋)<br />

青少年のインターネット利用に関する保護者の取組(スマートフォン)(内閣府資料より抜粋)


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