2011/12/01
■「ユーザーアカウント」を利用して、個別に利用できる環境を作る
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お使いのパソコンで既に管理者アカウントが作成されているとして、ここでは子供用に新しいアカウント(「標準アカウント」)を作ってみましょう。ここでは、Windows 7で設定する場合の操作を例にとって紹介します。
1. 「スタート」をクリックし、「コントロールパネル」を選びます。
2. コントロールパネルの画面で、「ユーザーアカウントの追加または削除」を選んでクリックします。
3. アカウントの管理画面に、管理者アカウントとGuestアカウントが表示されています。「新しいアカウントの作成」をクリックします。
4. 空欄に、新しいアカウント名(ここでは「child 1」)を入力します。「標準ユーザー」が選ばれているのを確認して、「アカウントの作成」をクリックします。
5. 「child 1」という新しいアカウントが作成されました。
アカウントの権限は、後から変えられます。例えば、親が「管理者アカウント」になっていたけれども、長男のほうがパソコンに詳しいので、長男用のアカウントを新たに作り、こちらを管理者アカウントに変えて、親のアカウントを標準アカウントに変える、ということもできます。
作成したアカウントにはパスワードを設定しておかないと、誰でも操作が可能になってしまいます。以下のように操作して、パスワードを設定しておきましょう。
1. アカウントの管理画面(図4)で、パスワードを設定したいアカウント(先ほど作成した「child 1」)をクリックします。
2. アカウントの変更画面が表示されたら、「パスワードの作成」をクリックします。
3. パスワードの作成画面で、パスワードを入力します。誤操作を防ぐために、同じ内容を2回入力します。また、パスワードを忘れた時のためのヒントとなる内容を入力します。入力が終わったら「パスワードの作成」をクリックします。
このようにしてパソコンに複数のアカウントを作成すると、パソコンを使う前にどのアカウントでログインするのか選ぶことになります。
パソコンの電源を入れて起動すると、作成したアカウントがアイコンで表示されます。今回の例では、最初から作成されていた「管理者アカウント」のアイコンのほかに、子供用の「child 1」というアイコンが表示されるようになります。
親が使う場合は「管理者アカウント」を選んでパスワードを入力、子供が使う場合は「child 1」を選んでパスワードを入力してログインすれば、それぞれの環境でパソコンが使えるようになります。
※この記事は制作時の情報をもとに作成しています。