is702

2012/03/01

最新版 スマートフォンのセキュリティ対策

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狙われやすいスマートフォン?

このように便利なスマートフォンですが、パソコンと同じように悪意を持つ攻撃者に狙われはじめ、危険に遭遇する可能性が高まってきました。

パソコンと同じようにWebサイトにアクセスできたり、豊富なアプリを自由にインストールできたりするスマートフォンは、携帯電話が進化したものではなく、電話番号を持つ小さなパソコンと言えます。スマートフォンでは、パソコンのようにOSと呼ばれる基本ソフトが共通化しているため、ひとたび脆弱性が悪用されると、その影響は広範囲に及ぶ可能性がでてきます。このため、悪意のある人からの攻撃対象になりやすくなっているのです。

中でも多くのメーカーが採用し、世界的にも利用者が増えているAndroidでは、検出されるウイルスの数が増えています。2010年12月末時点で5件だったAndroidを狙ったウイルスは、2012年1月末には1,271件に上っています。これには、Androidのアプリが比較的自由に配布できるという事情も影響しています。

Androidを狙ったウイルスの延べ登録数 ※トレンドマイクロ調べ

iPhoneの場合、アプリはアップル社が管理する「App Store(アップストア)」で入手します。厳しい審査を経て登録されているので、ここから入手するアプリは比較的安全性が高いといえます。一方Android端末の場合、「Android Market(アンドロイドマーケット)」などで比較的自由にアプリを配布できます。利用者にとっては、多くのアプリから選択できるというメリットがある一方、きちんとした対策を取っていないと、不正なアプリの被害に遭う恐れもでてくるのです。

それでは、不正なアプリにはどのような危険があるのでしょうか。

何気ないクリックで個人情報が流出?

動画サイトで再生用のアプリをインストールしたら、端末の電話番号が表示された請求画面が出てきた。

これは、最近スマートフォンで確認されたワンクリック詐欺の手口です。利用者を不正サイトに誘導し、動画再生に必要なアプリをインストールさせ、支払いを請求する画面を表示。請求画面には、メールアドレスのほか利用者の電話番号まで表示されていたといいます。このケースでは、アプリを通じて通話に関する情報を取得していることから、端末の電話番号がアプリを作成・提供した業者側に渡っている可能性も否定できず、請求の電話がかかってくる恐れがあります。不正なアプリをインストールしてしまうと、端末の個人情報が流出したり、また端末を遠隔操作されてしまうなどの被害に遭う危険性があります。

パソコンと同じようにWebサイトの閲覧ができるスマートフォンでは、ワンクリック詐欺やフィッシング詐欺などの手口も相次いで確認されています。不正なサイトへ知らぬうちに誘導されて、暗証番号やクレジットカード番号などの個人情報を詐取されてしまうことなども考えられることから、パソコン同様のセキュリティが必要です。

また、小型で携帯性に優れたスマートフォンは、パソコンに比べて盗難や紛失にも注意が必要です。高度な機能を備えるスマートフォンは利便性に優れている一方、悪用されたときのインパクトが大きいため、予め備えが必要です。

それでは、スマートフォンを利用する際には、どのようなセキュリティ対策が必要になってくるのでしょうか。次ページからは、必要な対策や気をつけたいポイントを見ていくことにしましょう。

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