2012/07/19
最新版 親子で学ぶインターネットのセキュリティ【前編】
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子どもの年齢や用途に応じて、あらかじめ親が適切なインターネット環境を用意することも大切です。セキュリティソフトの中には、親が子どもの利用環境を制限できる機能を搭載したものがあるので、活用するとよいでしょう。
例えば、成人向けサイトや暴力、ショッピングなど子どもに見せたくないサイトを制限する機能を利用すれば、万が一子どもがサイトへのリンクをクリックしてしまっても、閲覧できないようにブロックしてくれます。また、インターネットの利用時間についても注意を払うようにしましょう。インターネットの利用時間を制限する機能を利用すれば、親が居ない時間帯や深夜などアクセスを制限することができます。
注意しておきたいのが、身近になったスマートフォンです。Androidでは、アプリを狙った不正プログラムが急増していることから、アプリは公式マーケットから入手するようにするほか、予め親が端末の設定で、提供元が不明なアプリはインストールできないようにしておきましょう。
また、パソコンと同様にサイトを閲覧できるスマートフォンは、子どもにとって不適切なサイトをセキュリティソフトなどで制限することも大切です。
※スマートフォンのセキュリティ対策については、「無防備では危ない! スマートフォンを安全に利用するためには」を参考にしてください。
もうすぐ夏休み。その前に親子でインターネットのセキュリティについて学んだり、話し合ったりしてみてはいかがでしょうか。インターネットのトラブルを回避するためのルールは、親子でしっかりと話し合ってから決めるだけでなく、子どもの成長と利用実態に合わせて見直すことも重要なポイントです。ルールとマナーをしっかりと教え、子どもたちがインターネットを安全に利用できる環境を整えておきましょう。
※この記事は制作時の情報をもとに作成しています。