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2013/01/17

2013年、セキュリティで注意すべきポイントは?

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スマートフォンやタブレット端末が世の中に広く浸透し、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)を楽しむ人も増えてきました。私たちを取り巻くインターネット環境はここ数年、急速に変化しています。このようなITの新しい潮流が、新たな脅威を生み出しています。2012年の脅威を振り返り、2013年、特に注意が必要なポイントと対策を解説します。

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  • 広がるサイバー犯罪者の標的

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広がるサイバー犯罪者の標的

私たちは、モバイルパソコンやスマートフォン、タブレット端末など、複数の端末をさまざまな場面で使い分けるようになりました。モバイル、インターネットが利用者にとってますます身近な存在になったことで、サイバー犯罪者にとって格好のターゲットになっています。これまでサイバー犯罪者が攻撃の対象としてきたのはWindowsパソコンが主でした。しかし、最近ではスマートフォンやタブレット端末に搭載されるAndroid OSもターゲットになっていますし、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアの利用者を狙う脅威も急増しています。

インターネットにアクセスすることは、サイバー犯罪や不正プログラムなどの脅威と隣り合わせにあることを意味します。 最近では、不正プログラムを使って第三者のパソコンに侵入し、インターネット掲示板に犯罪予告を行うという事件が起こりました。いまや、セキュリティ脅威は決して他人事ではありません。では、どのようなセキュリティが必要なのでしょうか。インターネット利用者は常に考えておかなければなりません。2012年の大きなトピックであるモバイルとソーシャルメディアの脅威を振り返りましょう。

モバイルの脅威

スマートフォンは、パソコンと同じように不正プログラムに感染し、端末上の情報を窃取されたり、詐欺サイトで情報や金銭を盗まれたりするリスクが存在します。これまで主流だったのは、ゲームやアダルト動画の再生アプリを装って不正プログラムのインストールを促す手口です。2012年の下半期には、スマートフォンに対する不満や不安を解消する「電波改善」や「バッテリー管理」などの便利ツールを装って不正アプリをインストールさせる手口が登場しました。トレンドマイクロは、2011年12月におよそ1000個だったAndroid OS向け不正アプリを2012年12月までに35万個確認しました。つまり、Android OSを対象とする不正アプリの数は、約1年で300倍以上に増加しています。2013年、この傾向はより顕著になると考えられます。

図1:Android向け不正アプリの増加傾向グラフ

ソーシャルメディアを狙う脅威

不正プログラムの拡散や詐欺行為の足がかりとしてソーシャルメディアが悪用される事案も相次ぎました。FacebookやTwitterに、多くの人に関心を持ってもらえそうなトピックを投稿し、URLリンクをクリックしてしまったユーザを不正なWebサイトへ誘導する手口が確認されています。芸能人のマネジャーを名乗る人物からFacbeookに届くメッセージを経由して出会い系サイトに誘導され、金銭をだまし取られる事案も発生しました。最近では、ミニブログサイトのTumblrや、写真共有のSNSであるPinterestもターゲットに加えられています。サービスが人気になればなるほど、脅威も増えてくるのです。

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