2014/04/24
動画で見るネットバンキングの不正送金被害の実態
「オンライン銀行詐欺ツール」は、ネットバンキングの認証情報などを奪うために使われるウイルスの総称で、その代表的なものに「ZBOT」があります。トレンドマイクロの調査では、2013年第4四半期におけるZBOTの検出数は9,543件に上り、前年の同時期に比べ、5倍近くも増加しています。
ネットバンキングを狙うウイルスに感染すると、実際に何が起こるのでしょうか?その実態を動画で紹介します。
ネットバンキングを狙うウイルスは、感染した後、ユーザがオンライン銀行にアクセスしたのを検知し、パソコン上でその銀行を装った偽の認証画面を表示させます。この画面では、本来のログイン時には聞かれない暗証番号やパスワード、乱数表などの入力を促されます。万一それに応じてしまうと、犯罪者に認証情報を盗まれてしまいます。フィッシング詐欺とは異なり、オンライン銀行の正規Webサイトにアクセスした状態で偽画面が表示される点に注意が必要です。
※この記事は制作時の情報をもとに作成しています。