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2014/05/08

無防備な無線LANが犯罪の踏み台にされる?! 安全なWi-Fi 利用のヒント

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複数のデジタル機器をワイヤレスでつなぐWi-Fi(無線LAN)の利用世帯が増えています。スマホを中継機器に他の端末をインターネットに接続するテザリングも普及しつつあります。しかし、適切なセキュリティ設定をしないままWi-Fiを使用すると、第三者にネットワークへ侵入され、犯罪行為の踏み台にされてしまう恐れがあります。Wi-Fiを安全に利用するためのポイントを解説します。

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Wi-Fiの利用世帯が増加

パソコンやスマホ、テレビ、ゲーム機など、インターネットに接続可能なデジタル機器が私たちの身の回りに増えてきました。これを背景に、家庭では無線LANルータとよばれる接続スポットとパソコンやスマホなどの複数の端末を無線でつなぎ、インターネットに接続する無線LANが普及しています。みなさんはWi-Fi(ワイファイ)という言葉を耳にしたことがあるでしょう。Wi-Fiは、無線LANの代表的な規格の1つであり、日常生活では無線LANとほぼ同じ意味で扱われています。

無線LANの接続イメージ

総務省が4万592世帯を対象に、2013年1月から3月にかけて実施した通信利用動向調査では、全世帯の46.9%が無線LANを利用していることが明らかになりました。前年比で7.6ポイント上昇しています。中でもスマホ・タブレット端末の保有世帯において無線LANの利用率は6割を超えています(総務省:平成24年通信利用動向調査の結果より引用)。

また、最近ではスマホをWi-Fiルータ化させることのできる、テザリング機能も注目されています。スマホ上でテザリングをONにすると、そのスマホを親機として、パソコンやタブレットなどの子機をWi-Fi接続してインターネットを利用することができます。

便利で快適なWi-Fiですが、気をつけてほしいのは、Wi-Fiが「電波」を使って通信を行う性質上、比較的容易にネットワークに侵入されてしまう危険があることです。万一ネットワークに侵入されると、通信を盗聴されたり、同一ネットワーク内の端末に侵入され情報を盗まれてしまったり、無断でネットワークを利用されたりする可能性があります。

たとえば、盗聴によってメールの通信内容やインターネットショッピングの認証情報、クレジットカード情報などを盗み見られてしまう危険があります。また、同一ネットワーク上の端末にアクセスされ、保存されている文書や写真、動画などを盗まれることも懸念されます。無断で第三者にネットワークを利用されるケースで恐いのは、自宅のWi-Fiを犯罪行為の踏み台として使われてしまうことです。違法なファイルのアップロード・ダウンロードに利用されたり、メールで不正プログラムを配布されたり、犯罪予告を書き込まれたりといった事件は実際に発生しています。

これらの被害を防ぐためには、接続スポットであるルータやスマホのテザリング機能の設定を適切に行うことが重要です。次のページでは、こうした危険を回避するための設定について見ていきます。

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