
家にいながら買い物できるオンラインショッピングは、とても便利です。ただし、実在するショップサイトを模倣したり、ブランド品販売業者などを装ったりして消費者から代金をだまし取る「偽サイト」に注意が必要です。今回は、偽サイトの特徴を紹介するとともに、オンラインショッピングを安全に楽しむために知っておきたいショップ選びのコツを解説します。
インターネットで欲しい商品を探し、気に入ればすぐに注文・購入できるオンラインショッピング。総務省による調査では、20~50代の半数以上、60代以上の世代でも約4割に利用経験があるそうです。(平成25年版 情報通信白書より)
このように多数のメリットがあるオンラインショッピングですが、インターネット上の取引である以上、実物を手に取ることはできず、売り手と買い手が顔を合わせることもありません。お店の提供する情報を信用した取引が前提のため、消費者に不安の声があるのも事実です。
事実、「ネット通販で前払いをした場合のトラブル」に関する相談は、2013年度は2012年度の約2.3倍にあたる4,165件に上りました。中には、「注文したものではないものが届いた」「商品が届かない」などの相談も寄せられています。(2013年12月 国民生活センター調べ)
とはいえ、多くのショップはもちろん健全な運営を行っており、オンラインショッピングが便利な買い物手段であることは間違いありません。一部の不正なショップサイトを見分け、トラブルを避けるには、どのようなことに留意すればよいでしょうか。
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