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知らぬ間に私生活や行動がダダ漏れ!?話題の“IoT”で注意したい3つのこと

2016/02/18
知らぬ間に私生活や行動がダダ漏れ!? 話題の“IoT”で注意したい3つのこと

私たちを取り巻くあらゆるモノが、ネットにつながるようになってきました。こうした世界は、IoT(アイ・オー・ティー)と呼ばれます。IoTが行き渡ると、私たちの生活はとても便利で快適なものになる反面、プライベートなものを含むさまざまな情報が無意識のうちにネットでやりとりされるようになります。IoT時代に必要な3つのセキュリティ対策を紹介します。

IoTとセキュリティ

IoTという言葉をはじめて聞く方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。IoTとは「Internet of Things 」の略で、「モノのインターネット」と訳されることもあります。私たちの生活を取り巻くさまざまな「モノ」がネットにつながった状態をさします。実際、パソコンやスマホだけでなく、すでにテレビやゲーム機、カメラ、フィットネス設備、照明機器、冷蔵庫、時計、エアコン、自動車やバイクなどが、ネット通信の機能や各種のセンサーを備え、離れた場所からモノの状況を把握したり、モノ自体をコントロールしたりできるようになっています。

さまざまなモノがネットにつながるようになったことで次々と新しいサービスが生まれ、私たちの生活はより便利になっています。たとえば、スマホにインストールしたアプリで操作できるスマート家電も次々と登場しており、外出先から帰る前にエアコンや炊飯器のスイッチを入れたり、出がけに消し忘れた照明を出先から消したりもできます。

IoTによって人々の生活がどのように便利になっていくかばかりが注目されますが、同時に避けて通れないのがセキュリティの問題です。ネットに接続できる以上、ハッキングによる不正操作、情報漏えいやプライバシーの侵害などのセキュリティリスクを把握しておく必要があります。

起こり始めているIoTの脅威

これまでにもさまざまなIoT機器のハッキング被害が起きています。たとえば、ネット越しに離れた場所の映像を伝えることができるWebカメラは、ビデオ通話やベビーモニターなどで広く活用されています。とても便利な機能ですが、これらの機器が「個人的な映像」を「ネット上で流している」という状況をしっかりと理解できているでしょうか?

設定の不備やIoT機器の脆弱性が原因で、本来みるべきでない人がこれらの情報にアクセスする可能性があるのです。先日もインターネットからアクセス可能な世界中の Webカメラのリンクを集めたサイトが大きな話題を呼びました。室内を映すWebカメラがハッキング、または不用意な設定で公開された場合、利用者の私生活や行動が第三者に筒抜けになり、のぞきや盗撮だけでなく、脅迫被害や空き巣被害を招いてしまう可能性もあります。

そして、いまや自動車もネットにつながる時代です。もっとも深刻な被害を想定するならば、自動車の制御用システムがハッキングされ、ブレーキが効かなくなったり、ハンドルを勝手に操作されたりする恐れがあり、人命が危険にさらされるリスクもあるのです。

IoT時代にできる3つのセキュリティ対策

IoTが進展する中で、いま、私たちが今すぐできる3つの対策を確認しましょう。

Wi-Fiルータのセキュリティ設定を行う

IoT機器にとってインターネットの出入口となるWi-Fiルータのセキュリティを見直しましょう。通信の暗号化により強度の高いWPA2を指定することや管理者アカウントの設定を初期値から変更するなどは必須の対応項目です。

参考記事:Wi-Fiルータの暗号化方式は安全ですか?

IoT機器のセキュリティ機能をチェックする

IoT機器の使用前に取り扱い説明書をしっかりと確認し、「認証ID/パスワードの初期値を変更する」「ファームウェアを自動で最新にする」など、安全に使うためのセキュリティ設定を必ず見直しましょう。セキュリティに配慮したIoT機器を選択することも重要です。例えば、認証なしにアクセスできてしまう機器や、脆弱性を修正するためのプログラム更新が自動で、もしくは簡単に行えない機器などは選ぶべきではありません。

収集対象となる情報の種類を知る

IoT機器を通じて収集される情報の種類が増えれば、それだけ情報漏えいやプライバシー侵害に伴うインパクトも大きくなります。使用中のIoT機器がどんな目的で、どのような情報を収集・利用しているかを知っておくことが大切です。メーカー側のミスで情報漏えいが起きた場合の対応や補償についても調べておきましょう。

あらゆるモノが自然にネットにつながるIoTでは、これまで以上にセキュリティのケアが重要になります。3つのポイントに加え、IoT機器やルータ、その上を流れる情報を保護してくれるセキュリティ製品も活用し、より快適で安全なデジタルライフを実現しましょう。

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