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2008/12/12

実録!これが「不正請求メール」の手口だ!!後編
今度は銀行振込。再び同じ内容のメールが届く
それからひと月、十連堂氏はメールの受信箱に、また同じ件名のメールが届いているのを見つけた。
本文を見ると、前回と同じ内容だ。唯一違っていたのは、今回は現金書留ではなく銀行振込になっていたことだった。
ヤマダさんに電話をしてみると、やはり彼のところにも同じ件名のメールが届いていた。ヤマダさんは、そのメールを開くことなく、ゴミ箱に入れていた。

十連堂氏は、この2通目のメールをプリントアウトすると、それを持って出かけるのだった。

向かった先は近所の役所。そこにある「消費生活センター」が目標だ。十連堂氏は、念のため在住地区の消費生活センターにこのメールを見てもらうことにしたのだった。

相談員は、ひと通りメールを読むと、
「本当に登録していないんですよね?」
と念を押してきた。
「このメールだけで判断するのは難しいですが、法律的なことは、間違いのないことが書かれています。もし、規約に同意した上で登録した事実があるのなら、請求された金額を払う必要があります。しかし、登録していないのであれば、これは不正請求と言えるでしょう」

「対策とか、これからどうすればいいですか?」
十連堂氏は質問してみた。

「まったく身に覚えがないのに『お金を払え』と脅す不正請求メールは、一切無視することが一番の対策です。間違っても、相手に返信したり、連絡を取るようなことをしてはいけません」
相談員はさらに続けた。

「このメールには、振込先の銀行口座情報がありますね。ぜひ、この銀行に情報を提供してください。不正請求が事実であれば、振込先となる口座を凍結するなどの対策を、銀行が取りますから」

「なるほど。ありがとうございました」
相談員に礼を言うと、十連堂氏は銀行へ向うのであった。
※この物語は、実際の不正請求メールをもとにしたフィクションです。
アダルトサイトや出会い系サイトなどをひんぱんに利用していると、自分がどのサイトに登録したのかわからなくなってしまうかもしれません。そんな時に不正請求メールが届くと、「もしかしたら登録したのかもしれない」「払わないと法に反することになる」「家族にバレるかもしれない」などと心理的に動揺してしまいがちです。
不正請求メールの発信者の狙いはそこにあります。すぐに払えるような金額であれば、「この不安がなくなるのなら支払ってしまおう」という心理状態になる可能性もあるのです。
“自分は絶対に大丈夫”と思っている人も、くれぐれも注意しましょう。
不正請求メール対策
身に覚えのない請求メールを受け取ってしまったら・・・騙されないための4カ条
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