2008/12/19
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USBメモリを媒介とするウイルスの被害が拡大しています。トレンドマイクロが発表している感染被害報告数ランキングでも、「MAL_OTORUN(オートラン)」※の感染報告数は増加し続けており、2008年8月以来4カ月連続で1位。報告数全体に占める割合も比例して増加しています。今後もこの傾向が続くことが予想されます。 |
![]() ※「MAL_OTORUN」 |
USBメモリウイルスの感染を予防するためにインターネット・セキュリティ・ナレッジ特集でも手口と対策、予防方法を取り上げましたが、早くもその対策が有効とならない、新たな手口を持った、USBウイルスが出現しました。 いったいどういうものなのでしょうか? |
前回解説した有効な予防方法は以下のものでした。 |
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![]() ●持ち主のはっきりしないUSBメモリは使わない。 ●USBメモリからファイルを開く前にUSBメモリのウイルス検索を行う。 ●USBメモリを接続する際「Shift」キーを押し続けて自動再生を止める。 ●[マイ コンピュータ]からUSBメモリのドライブをクリックするのではなく、[エクスプローラ]で必要なファイルだけを開く。 ●Windowsの設定でUSBメモリの自動再生を無効化しておく。 ![]() |
新たに出現が確認された「UBSメモリウイルス」については以前の対策が有効とならないケースがありますので、十分な注意が必要です。 |
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ほかにも、対策を難しくさせる新たな手口を持ったものが確認されています。 |
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※この記事は制作時の情報をもとに作成しています。