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スマホ決済サービスの不正利用はなにが原因?

スマホ決済を安全に利用するために確認したい7つのポイント

2019/08/08
スマホ決済サービスの不正利用はなにが原因? スマホ決済を安全に利用するために確認したい7つのポイント

スマホ決済が消費者の新たな決済手段として注目を集めています。一方、悪意のある第三者にスマホ決済サービスを不正利用され、店舗やショッピングサイトなどで勝手に商品を購入される被害が報道されており、便利である反面その安全性に不安を感じている利用者もいるのではないでしょうか。今回はスマホ決済サービスを安全に利用するための7つのポイントを紹介します。

スマホ決済ってなに?

クレジットカードを筆頭としたキャッシュレス決済の利用が年々広がりを見せています。最近はQRコード決済の認知度も高まり、「スマホ決済」が注目されています。スマホ決済と一口に言っても「キャリア決済」「非接触型決済」「QRコード決済」の大きく3つの種類があり、それぞれ利用方法も異なります。

キャリア決済

docomo、au、Softbank、Y!mobileの回線とひもづくスマホで利用できる決済サービス(ドコモ払い/d払い*、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い、ワイモバイルまとめて支払い)です。キャリア決済に対応する店舗やショッピングサイトでバーコードを提示したり、各通信事業者が提供するサービスを利用するためのIDとパスワード(dアカウント、au ID、 SoftBank ID)、暗証番号を入力したりするだけで、買い物代金を月々の通信料金と合算して支払うことができます。
*:d払いはドコモ回線以外も利用可能

非接触型決済(非接触IC決済)

スマホに搭載されたFeliCa、NFC、Bluetoothなどを利用して決済する仕組みです。SuicaやEdy、QUICPay、iDなどのサービスがあり、スマホを店舗の専用端末にかざすだけで決済できます。利用にあたっては各サービスの専用アプリをインストールし、事前にチャージ(入金)しておくか、クレジットカード情報などを登録しておく必要があります。

QRコード決済

QRコードを利用して決済する仕組みです。国内ではPayPayや楽天Pay、Origami Pay、LINE Payなどのサービスが展開されています。QRコード決済の方法は2通りあります。1つは、店舗から提示されたQRコードを利用者がスマホで読み取り、支払額を入力するものです。もう1つは、利用者がスマホに表示したQRコードを店舗の専用端末などで読み取ってもらう方法です。いずれも利用者が各サービスの専用アプリをインストールし、クレジットカードや銀行口座などの決済に必要な情報を登録していることが前提になります。

スマホ決済のメリットの1つは、スマホを店舗の専用端末にかざすだけですばやく決済できることです。さらにWebサイトやアプリ上で利用履歴を確認できるため、お金を管理しやすいことも利点です。決済サービスによっては独自のポイント還元や、割引クーポンの配信などもあり、現金よりお得に買い物できる場合もあります。

さまざまなスマホ決済サービスが展開される中でそれらをめぐる犯罪も目に付くようになってきました。実際、悪意のある第三者にスマホ決済サービスを不正利用され、勝手に買い物をされるなどの被害が発生しています。不正利用の原因としてはどのようなことが考えられるでしょうか。

スマホ決済サービスの不正利用の原因は?

原因1.フィッシング詐欺による決済サービスの認証情報(IDとパスワード)漏えい

サイバー犯罪者は、決済サービスに用いられる認証情報(IDとパスワード)を入手しようとしています。たとえば、通信事業者を装うSMSやメールで「キャリア決済が不正利用された可能性がある」などと通知し、メッセージ内の不正なURLリンクから受信者をフィッシングサイトへ誘導する手口が確認されています。通信事業者の正規のログインページと誤認してIDとパスワードを入力すると、続けてクレジットカード情報の入力を求められるケースもあり、入力したすべての情報がサイバー犯罪者の手に渡ってしまいます。

原因2.IDとパスワードの使い回し

サイバー犯罪者はフィッシング詐欺などで入手した認証情報をリスト化し、それらを用いてさまざまなサービスへのログインを試します。複数のサービスに同一のIDとパスワードの組み合わせを使い回していると、決済サービスを含む各種サービスのアカウントを芋づる式に乗っ取られるリスクを高めてしまいます。

原因3.決済アプリを入れているスマホをなくしてしまう

小型でどこにでも持ち運べるスマホは盗難、紛失に遭いやすいものです。万一、悪意のある第三者の手に渡ってしまうとスマホを操作され、決済アプリを不正利用される可能性があります。

原因4.クレジットカード情報の漏えい

サイバー犯罪者は何らかの方法で入手した被害者のクレジットカード情報(カード番号、有効期限、セキュリティコード)を犯罪者のスマホ決済アプリに登録し、勝手にチャージした上で商品を購入するかもしれません。クレジットカード利用者ならだれもが不正利用に遭う可能性があります。

原因5.アプリやサービスの脆弱性を悪用される

スマホ決済の広がりとともに、新しいサービスが次々と登場しています。お金に直結するサービスは犯罪者に狙われる傾向にあり、アプリやサービスの脆弱性を悪用される可能性があります。

不正利用を防ぐための7つのポイント

1.ネット上での情報入力を慎重に行う

アカウント情報やクレジットカード情報などの入力を求めるWebページにたどり着いたら一度立ち止まり、URLなどをもとに正規のサイトかどうかを必ず確認しましょう。メールやSMS、Web広告などから誘導されたWebサイトは詐欺サイトを疑ってかかるべきです。ネット詐欺の手口を知ることも自衛策の基本です。

2.アカウントを厳重に管理する

アカウントの不正アクセスを防ぐため、サービスごとに異なるIDとパスワードの組み合わせを使用すること、そして二要素認証などを設定できる場合は必ず有効にしましょう。二要素認証は、サービスのログイン時にIDとパスワードだけでなく、認証コードなどの異なる情報も入力させることで認証の精度を高める仕組みです。認証コードは事前に登録したスマホに送られるSMSや専用アプリなどで取得する必要があるため、たとえ悪意のある第三者がIDとパスワードを入手してもアカウントの認証を突破するのは極めて困難になります。

3.スマホに画面ロックをかける

決済アプリを入れているスマホには必ず画面ロックをかけておきましょう。これは、一定時間触れずにいると自動で画面をロックする機能です。ロック方式はパスワードや暗証番号、指紋や顔などの生体情報から選べます。ロックを解除するためには、事前に登録したパスワードや暗証番号を入力したり、生体情報を読み込ませたりしなければならないため、盗難、紛失時などに第三者にスマホを不正操作されにくくなります。

4.高額決済が可能な決済アプリにはロックをかける

サービスによってはスマホに入れた決済アプリそのものにロックをかけることができます。ロックを解除するためには、事前に登録した暗証番号やパスワード、指紋などによる認証が必要になるため、盗難、紛失時などに第三者にアプリを不正利用されにくくなります。クレジットカードや銀行口座と直結し、高額決済が可能なアプリではロックが必須です。

5.「GPS(位置情報サービス)」と「端末を探す」機能を有効にする

スマホの盗難、紛失に備え、スマホのGPSと「iPhoneを探す(iOSの場合)」「端末を探す(Android OSの場合)」機能を有効にしておきましょう。ネットに接続されたパソコンなどからスマホの位置を特定したり、遠隔からスマホをロックしたりすることができます。いざという時に慌てないため、平常時にスマホを探す手順を試しておくことが大切です。

6.安全な決済サービスを利用する

セキュリティを考慮して設計された決済サービスを利用しましょう。二要素認証やアプリ起動時に本人認証を求める機能などは必須と言えそうです。また、決済サービス事業者によってプライバシーポリシーや不正利用に遭った際の補償要件なども異なるため、よく比較した上でサービスを選択しましょう。月々の利用可能額やチャージの上限額を低めに設定しておくことも対策として有効です。

7.使わない決済アプリをアンインストールする

ポイント還元などを目当てにインストールしたものの、使わなくなった決済アプリもあるかもしれません。使わなくなったアプリをそのまま放置していても不正利用や情報漏えいのリスクになるだけです。チャージ用に登録したクレジットカードや銀行口座の情報を削除した上でアンインストールしましょう。

※不審な取引を見つけたら…
各決済サービスやクレジットカードの利用明細をこまめにチェックすることが大切です。万一、身に覚えのない不審な取引を確認した場合、速やかに決済サービス事業者やクレジットカード会社に連絡し、利用停止の手続きを行いましょう。そして、状況に応じて警察などへの届け出も行ってください。

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