2011/03/03
これで忘れない、盗ませない! 安心のパスワード管理術
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専用アプリケーションタイプ、クラウドタイプ、どちらのタイプにも利用シーンに応じてメリットとデメリットがあります。
例えば、専用アプリケーションタイプは、利用者が、自分に合わせてカスタマイズできる場合が多いというメリットがある一方で、複数のパソコンを使用したり、データを移行する場合は手動での作業が必要といったデメリットもあります。
クラウドタイプは、データの記録から保存まで自動化されているので、手間がかからないというメリットがある一方で、オフライン環境では、データの編集・閲覧ができないというデメリットもあります。
また、セキュリティ面を考えると、以下の点もチェックしておいたほうが安心です。
こうしたメリット、デメリットを踏まえて、自分にとって使いやすいものを選ぶといいでしょう。
常に危険が隣り合わせにあるインターネットは、自己防衛、自己責任が基本ルールです。便利で頼もしいツールも、正しく使ってこそ。それはパスワード管理ツールでも同じことで、過信しすぎは禁物です。
例えばせっかくのパスワード管理ツールも、マスターパスワードの管理をずさんにしてしまうと、一瞬にしてすべてのパスワードが漏れてしまう危険性があります。
またWebサービスの中には、キャッシュを利用してIDとパスワードを一時的に保存しておけるものも増えています。ブラウザにも、独自のパスワード保存機能があるものもあります。これらの利用は、セキュリティ面では必ずしも安全だとは言い切れません。せっかくパスワード管理ツールを利用しても、マスターパスワードのチェックを通すことなく、自動的にログインが可能になってしまうからです。
家族でパソコンを共有しているなど、自分以外の人がパソコンを使用する可能性がある場合は、十分注意が必要です。
※この記事は制作時の情報をもとに作成しています。