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2011/03/17

あなたのケータイは大丈夫? 携帯電話、スマートフォンのセキュリティ対策

スマートフォンはアプリとOSに注意

iPhoneやAndroidなどのスマートフォンは、パソコン向けのWebサイトを閲覧したり、アプリケーション(アプリ)の導入で活用の幅を広げられるため、最近人気を集めています。

しかしパソコンと同じように使えるスマートフォンには、パソコンと同等のセキュリティ対策が必要です。特に「アプリのインストール」と「OSのアップデート」には注意しましょう。

1.不審なアプリをインストールしない

スマートフォンで第一に気を付けるべきことは、アプリのインストールです。特にグーグルのOSであるAndroidを搭載したスマートフォンであるAndroid携帯では、不正な動きをするウイルスが発見されているため、やみくもにアプリをインストールするのは避けましょう。

Android携帯で使えるアプリは、パソコン用ソフトと同様に誰でも自由に作成して配布できます。グーグルでは、一定の信頼性を備えるアプリを配布・販売する「Androidマーケット」を開設していますが、一般のWebサイトからアプリをダウンロードしたり、メールの添付ファイルとして受け取ったアプリをインストールすることも可能です。

このようにAndroid携帯では、アプリに関する自由度が高いため、導入には注意が必要です。知らずにウイルスなどに感染しないよう、Androidマーケット以外から入手したアプリをインストールしないように設定しましょう。本体の設定一覧で「アプリケーション」を選び、「提供元不明のアプリ」のチェックを消しておきます(項目の名称は機種によって異なります)。

Androidマーケットからアプリを導入する際も、必ずアクセス許可の警告を確認しましょう。これは入手するアプリがスマートフォンのどんな機能やデータを利用するかを示すものです。これらの情報から不正なものかどうかは一概に判別できませんが、アプリの内容とは無関係にメールや電話帳、位置、端末固有の情報などを取得するような場合は、インストールをやめるのが無難です。

図:提供元不明のアプリ」のチェックを消す/アクセス許可の警告

Android搭載機の普及が進むにつれ、ウイルスも増えていくことが予想されます。これを受けて、ウイルスの侵入や不正な処理を検知するセキュリティソフトの開発も進んでいます。現在、国内で販売されている機種で使えるものは一部に限られますが、使用中の機種に対応したソフトが出てきたら、速やかに導入することをお勧めします。

一方iPhoneでは、製造元のアップルの審査に合格したアプリだけを「App Store」を通じてインストールできる仕組みになっているため、ウイルスなどの悪質なアプリが紛れ込む危険は少ないといわれています。ただし特殊な方法で、この仕組みを解除する改造(ジェイルブレイクなどといわれます)を行うと、「App Store」以外で配布されるアプリをインストールできるようになり、ウイルスに感染する危険性が高まります。安全性に関わるため、こうした改造には安易に手を出さないようにしましょう。

2.最新版OSを速やかに適用する

パソコンと同じようにスマートフォンもOSを搭載しています。このOSの脆弱性を利用したウイルスが登場すれば、携帯端末が誤作動を起こしたり、保存した情報が盗み出される危険があります。

スマートフォン向けのOSがアップデートされる頻度は高くありません。メーカーや携帯電話会社を通じて提供されたときは、できるだけ速やかに導入するようにしましょう。

iPhone(iOS)の場合 

iPhoneに搭載されている「iOS」は、アップルが無償で配布している音楽管理ソフト「iTunes」を通して最新版のOSにアップデートできます。パソコンに接続して警告画面が表示されたら、速やかに更新しましょう。後から更新したいときは、iTunes上でiPhoneを選択して「情報」→「更新」をクリックします。

図:最新バージョンのメッセージが出たらアップデート

Android携帯の場合

現在のところ、Androidだけをアップデートできるケースはほとんどありません。端末特有の機能に合わせたソフトウェアも含んでいるため、Androidのアップデートに合わせて内蔵ソフトも検証する必要があるためです。アップデートの提供がいち早くわかるよう、設定一覧で端末情報に関する項目を選び、アップデートを自動でチェックする設定を有効にしておくとよいでしょう。

なお、アップデートによって機能の内容や使い方が変わることもあります。実際にアップデートする際は、事前に携帯電話会社のWebサイトで情報を確認しましょう。

図:端末情報の設定を確認/アップデートを自動で確認する設定に

大切なデータを本体の外にバックアップ

携帯電話は、故障や紛失によって電話帳に登録した連絡先や写真を失う危険もあります。万一のときに困らないよう、保存したデータを本体外の場所にバックアップしておくことも大切です。

一般的な携帯電話は、本体に装着したメモリーカードにデータをバックアップできます。ただ、メモリーカードを装着したまま電話機ごと紛失するとデータをすべて失ってしまうので、バックアップしたらメモリーカードを本体から外して別の場所に保管するようしましょう。別途メモリーカードを用意し、バックアップ専用に使うのも一つの手です。

携帯電話会社各社が無料で提供しているバックアップソフトを使う方法もあります。パソコンと専用のUSBケーブルが必要になりますが、電話帳や写真などのデータをまとめてパソコンに転送でき、それらをパソコン上でも参照できる利点があります。なお利用にあたっては、お使いの携帯電話が対応機種に含まれているかどうか確認してください。

携帯電話会社が無償提供しているバックアップソフト

提供元 ソフト名 バックアップできる主なデータ
NTTドコモ ドコモケータイdatalink 電話帳、メール、カレンダー(メモ・スケジュール)、写真・動画、ブックマーク
au(KDDI) LISMO Port 電話帳、メール(Eメールのみ)、カレンダー、写真・動画、ブックマーク、着うた
ソフトバンクモバイル ソフトバンクユーティリティーソフト 電話帳、メール、カレンダー、ToDoリスト、ブックマーク

iPhoneの場合は、iTunesをインストールしたパソコンに接続することで、本体内のデータや設定をまとめてパソコンにバックアップできます。ただし一部のデータはバックアップできず、「連絡先」に登録した電話番号など、データの内容をパソコン上で見られない場合もあります。

Android携帯のバックアップ方法は、機種によって異なります。国内で販売されている製品の多くは、本体に用意された機能やアプリを使うことで、電話帳や設定などをメモリーカードにバックアップできます。機種によっては、パソコンにデータを転送できるバックアップソフトが付属しているものもあります。

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