is702

2011/08/18

クラウドサービスを安心して使うには

さらに安心して活用するためのヒント

クラウドサービスはインターネットに接続して使いますが、事業者側のシステムの都合で、サービスが突然中断されることもあります。こうした事態でも困らないための心得を中心に、クラウドサービスをさらに安心して活用するためのヒントを紹介しましょう。

クラウド上の情報をパソコンにバックアップ

まずクラウドサービスに保存している情報やファイルは、定期的にパソコンにバックアップしておきましょう。サービスが停止したりデータが消失したりすれば、保存した情報を一切扱えなくなります。特にWebメールやクラウド上で作成した文書などは、パソコンにもダウンロードして万一の事態に備えましょう。

GmailやHotmailなどのWebメールは、「POP3」と呼ぶ形式を使えばメールソフトでも受信できます。この設定を利用し、Webメール内のメールをパソコンのメールソフトで受信(ダウンロード)すれば、Webメールが使えないときも過去に受信したメールを読み返せます。

GoogleドキュメントやWindows Liveで作ったWordやExcelなどの書類も、パソコンにダウンロードしましょう。

稼働状況やメンテナンス作業の告知に注意

インターネットに接続してWebサイトの閲覧はできるのに、クラウドサービスだけ使えないときは、トップページで障害発生の告知が出ていないか確認してみましょう。Googleでは、電車の運行情報のように、専用ページでサービスの稼働状況や障害などを確認できます。下図は、Googleが提供するアプリケーションソフトのパッケージ「Google Apps」の状況を確認できるページです。

画像:Googleの「Appsステータスダッシュボード」

サービスによっては、システムの保守作業のために一時的に使えなくなることもあります。定期的な保守作業を行うときは、事前にWebサイトやメールなどで予告されます。肝心なときにサービスを使えずに困ったということのないよう、事業者からのお知らせにも注意するようにしましょう。

通信を暗号化する仕組みを使う

クラウドサービスでは、パソコンなどの端末とシステムの間で常にデータを通信しています。インターネット上でデータを傍受されないよう、通信を暗号化することも重要です。ブラウザでクラウドサービスを利用する際は、Webサイトの表示にSSL(Secure Socket Layer)というデータ暗号化の仕組みが使われているか確認しましょう。

Googleでは、GmailやGoogleドキュメントなどは標準でSSLが使われるので、安全に情報をやり取りできます。Windows Liveの場合、標準では一部のサービスしかSSLに対応していませんが、「HTTPSで接続する」という設定に変えれば、すべてのサービスでSSLを使えるようになります。

画像:Windows LiveでSSLを設定するには

使わなくなったサービスは解約する

一般向けに提供されるクラウドサービスの多くは無料なので、気軽に使い始められます。ただ、試しに利用者登録したものの使い方が難しかったり、用途に合わないなどの理由でサービスを使わなくなることもあります。

こうした、使っていないサービスのID(アカウント)を放置するのは危険です。パスワードが割り出されて自分の知らないところで他人に不正利用されれば、思わぬトラブルに発展することになりかねません。利用の再開は簡単なので、使わなくなったサービスはいったん解約(アカウントを削除)しておくのが無難です。

サービスの解約は、たいてい利用者の登録情報に関するページで手続きできます。なお、サービスを解約するとクラウドサービスに保存されている情報はすべて削除されるので、必要な情報は事前にパソコンなどの端末に保存しましょう。

セキュリティのウソ、ホント!?

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